終活

終活という言葉もすっかり定着しました。

先日、朝の出勤がてらゴミを出しに行きましたら、年配の女性がリサイクルのダンボール置き場に座り込んでおられました。

立てなくなったかな?と思い、声を掛けたところその通りで、私につかまってもらって無事に立ち上がることができました。

女性は家族に捨てられた物を回収に来たと話しておられました。女性にとっては大事な物ですが、家族にとってはゴミ同然だったのでしょう。どちらの気持ちもよく分かり胸が痛くなりました。 

今時はスマホさえあればフリーマケットで簡単に物を売ることができます。利益が目的ではなく、捨てるよりは気が楽という理由で私も使っています。

送り出した品々に対して、独立して家を出ていった子どもたちを想うような気持ちになります。私の所でゴミになるよりは新しい持ち主さんの元で使ってもらった方が幸せだと信じたいです。新天地でもゴミになっているとかも?という不安も無きにしも非ずですが、それはそれで仕方ないですね。人生諦めが肝心。 

立てなくなった話しでもう一つ。道ばたで座り込んでいるおじいさんの脇に自転車を止めた女性。こちらも立てなくなったおじいさんを自転車で通りかがった女性が発見。自分の力では立ち上がらせれることができず、散歩中の夫に声が掛かりました。

年を重ねると色々と大変な事がありますが頑張って生きて行きましょう!ファイト! 新元号「令和」に決定。ますます頑張りましょう!