保険料45年・・

 子育ては大事業だったのだと、孫もできた今になって思うことがあります。子育て真っ最中の当時は、衣食住だけで精一杯でした。ご飯を作って食べさせて、掃除して洗濯して、自転車に乗せて送り迎えして、またご飯を作って食べさせて、お風呂に入れて寝かしつけての繰り返し。ピーク時は背中に一人おんぶして自転車四人乗り。よくできたものだと思います。若さの力は凄いです。
そんな暮らしの中でも、どこかに何かに才能があるかもとあれこれ習い事をさせてみたりしましたが、所詮親の自己満足。次男の泣き顔しかないベビースイミングの写真を見ながら思います。まあそれでも、大きな病気や大けがをすることもなく、親に心配をかけず大人になってくれたのには感謝です。
国民年金の保険料納付期間を45年に延長することが検討されていますが、皆が100歳まで生きる時代ですから、仕方ないのでしょう。ベビースイミングで泣いてばかりいた子も、今や年金保険料を払って高齢者世代へ仕送りをする一人です。彼らの世代も間違いなく年金受給できますようにと、願うばかりです。

先日訪れた安田講堂。過去の傷跡もそのままでした。